全米覇者、世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が3戦全敗で、初出場のエリート大会を終えた。
1次リーグ最後の試合で、痛めていた右太ももが悪化。同9位のキキ・ベルテンス(オランダ)に3-6となったところで無念の棄権。1勝もできずに1次リーグ敗退が決まった。主な一問一答は次の通り。
-どこを痛めたのか?
大坂 第1試合で左の太ももを痛めたみたい。試合をする度に、どんどん悪くなった。今日は練習も満足にできなかった。
-どこで続けられないと思ったか?
大坂 最初は試合はできるレベルの痛みだった。最後までやろうと思った。でも、2オールから悪くなって、動けなくなった。
-最終戦に出場できた感想は?
大坂 ここでプレーできたことは、本当にハッピーだった。もっといいプレーができたけど、来年に取っておく。
-どんな年だったか?
大坂 多くの新しい経験ができたわ。クレージーな年だった。とてもいい年だった。少しは成長できたかな。
-1月と比べて、テニス選手として変わったところは?
大坂 禅のような境地かな。落ち着いたというか穏やかというか。少しは冷静になったかも。
-オフは何をする?
大坂 ゆっくりしたい。何もしない。だけど、最初の日はうれしいけど、2日目から飽きてきて、またテニスがしたくなっちゃう。
-休みに最初にしたいことは?
大坂 愛犬に会いたい。1カ月も会ってないの。
-来年への課題は?
大坂 今年の全米から今までのプレーのレベルを維持すること。それと、どのコートでも力を発揮できること。
-来年もバイン・コーチと一緒か?
大坂 何が起こるか分からないわよ。最高の関係だし、そうね、間違いないわ。