全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)が開催されている東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで6日、女子日本代表の中田久美監督(53)がパラスポーツ「シッティングバレーボール」のPRイベントに参加した。

中田監督は山本隆弘氏、迫田さおりさんら元男女代表選手とレジェンドチームを結成し、シッティングバレーの男女代表オールスターチームと対戦して13-25と完敗。コートにお尻をつけてのプレーにかつての“天才セッター”も大苦戦だった。

新年を迎えて東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは来年に迫った。バレー、シッティングバレーとも東京大会で行われる。「どちらも戦略的にボールをつないでいく点では同じ。オリパラの壁を取り払ってバレーボールを広めていきたい」と中田監督。自らが率いる代表については「私がどれだけできるか分かりませんが、あらゆることを拡大し、できることを悔いのないようにやっていきたい」と話していた。