世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、昨年9月の全米優勝から続く4大大会の連勝を8に伸ばした。同80位のマグダ・リネッテ(ポーランド)に6-4、6-2で勝ち、全米女王として、4大大会で初の勝利を挙げた。

昨年8月のシティオープン2回戦で、フルセットで敗れた。しかし、それは全米女王になる前の対戦だ。この日は、初戦から4大大会センターコートの晴れ舞台。それも夜の部の第2試合という、その日の最も観客が注目するひのき舞台が与えられた。全米女王の冠の下、負けるわけにはいかなかった。

全豪のセンターコートで日本女子がシングルスで勝つのは、94年伊達公子が準々決勝で勝って以来、25年ぶりのことだ。