男女ダブルス決勝前に12年ロンドン五輪女子団体銀、16年リオデジャネイロ五輪同銅メダリストで、18年10月に現役引退を表明した福原愛さん(30)の特別功労賞表彰式が行われた。

青のワンピースでコートに立った福原さんは「私にとってリオ五輪が最後の大会となり、引退試合などがなく、皆さまにごあいさつする機会がなかったので」と感謝の言葉で切り出し「卓球ファンの皆さま、3歳から26年間、生意気な時も、ケガをしてしまった時も、応援してくださり、ありがとうございました」などと笑顔であいさつした。

会場の拍手に包まれながら「日本中の皆さまに育てていただいたからこそ、今日のような賞をいただくことができました。この賞を糧に、卓球界、スポーツ界に貢献できるよう、いろいろなことに挑戦し、努力していきたいと思います」と今後への誓いを立てた。