スポーツ庁と文化庁、観光庁は24日、都内で「スポーツ文化ツーリズムアワード2018」を開催し、5団体を表彰した。同アワードは16年3月に3庁の連携協定締結によって誕生したもので、北海道で「国際スポーツ雪かき選手権」を行う日本スポーツ雪かき連盟などが受賞した。

表彰式後のトークセッションでは、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が「武道ツーリズム」をアピールした。日本発祥の武道を地域の活性化につなげようという試み。昨年12月下旬に配信を開始したプロモーション動画の再生回数は1カ月で300万回と注目度は抜群、海外からのアクセスも多い。同じく12月に配信開始した「アウトドアスポーツツーリズム」の動画も、すでに再生200万回に達している。

鈴木長官は「海外では柔道や剣道、空手など武道に対する関心が強い。発祥の日本で体験することを、インバウンドの活性化につなげたい。素晴らしい動画なので、多くの人に見ていただきたい」と話していた。