世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、男女を通じて日本人初の全豪シングルス女王の快挙を達成した。同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との頂上決戦を7-6、5-7、6-4で制し、28日発表予定の最新世界ランキングで、アジア初のシングルス世界1位も確定した。18年全米に引き続き4大大会2大会連続優勝は、14年全米から4大会連続で制したS・ウィリアムズ(米国)以来となった。

 

試合後の大坂なおみのインタビューは次のとおり。

 

-今の気持ちは

大坂 信じられない気持ち。とても疲れた。

-ピンチの時もあったが

大坂 (第2セットで)マッチポイントを取れなかった時は、ちゃんと現実と向き合わなければと思った。

-第3セット5-4でリード、最後のゲームは、40-0から40-15とされた

大坂 自分のサービスゲームでは40-0から取られたことがないので大丈夫だと思っていた。とにかく自分の力を全力で出そうと考えた。

-次の目標は

大坂 全仏で優勝したい。どのトーナメントでもいいプレーをしたい。

-試合中にいろんな葛藤があったと思うが

大坂 この2週間いろんなことがあった。チームにはメンタルの部分で助けてもらい、試合に集中できた。彼らの助けがなければここまでくることができなかった。

-NO・1の実感はいつごろ出てきた?

大坂 もちろんそのことは考えていた。彼女(クビトバ)も考えていたに違いない。難しい試合でしたから。正直この大会に勝つことだけに集中していた。世界ランクのことは考えていなかった。

-(大好きな抹茶アイスを出され)勝利のご褒美アイスです。いつぶりのアイス?

大坂 11月以来です。ずっと我慢してました。

-会場のファンに対して

大坂 ここに来る度に地元の人たちが、自分を含め東洋人を応援してくれる。