女子Aブロックの福島西(福島2位)が、3連覇を狙った聖和学園(宮城1位)を56-52で撃破。続く八戸学院光星(青森2位)にも74-45で大勝し決勝トーナメント進出を決めた。

渡辺拓也監督(49)は「守備で頑張ってロースコアに持ち込めた。リバウンドも大事なところでとれた」と、褒め言葉が並んだ。

昨夏の全国総体では初戦突破も、2回戦で聖カタリナ学園(愛媛)に大敗。ウインターカップ出場も逃し、今大会にかけていた。和知愛佳主将(2年)は「今まで3年生に頼りすぎて自覚が足りなかった。聖和に勝って正直うれしいですけど浮かれていたらダメ。今年は東北女王が目標」と気持ちを引き締めた。

女子は秋田の湯沢翔北、秋田北、福島の郡山商を加えた4校、男子は秋田の能代工、平成、宮城の明成、山形の羽黒が決勝トーナメントに進出した。