フィギュアスケートの4大陸選手権(米アナハイム)男子で初優勝を果たした宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が10日(日本時間11日)、フリーから一夜明けて会場のホンダセンターで心境を語った。

シニア転向後、主要国際大会を初めて制したが「ドーピングが終わって(10日午前)1時過ぎで、そのまま寝て、そのまま(エキシビションに向けて会場へ)来た感じなので、本当に忙しいなということしか…」と実感は湧いていない様子だった。

今大会の2位は金博洋(中国)で21歳、3位はビンセント・ゾウ(米国)で18歳だった。同世代や年下と表彰台に上がることが増えてきている。「僕もまだ21(歳)という、そこまで年を取っているわけでもないので、まだまだ成長できる部分がたくさんあるかなと思う」。頂点を目指す世界選手権(3月、さいたま市)へ「もっともっと万全な状態にしたい。けがをしないようにしつつも、たくさんの練習を積み重ねて、頑張って(状態を)整えたい」と意気込んだ。