B1秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位)は今日13日から、ホームでレバンガ北海道を迎え撃つ。残り4試合、チームはワースト11連敗中で、リーグ18チーム中15位と苦しむ。下位4チームが回ることになっていた残留プレーオフ(PO)はライジングゼファー福岡のB1ライセンス喪失に伴い、福岡を除く下位2チームの直接対決に変更。とはいえ、最終節に地区2位の強豪・栃木ブレックス戦を残すだけに、すでに残留PO行きが決まった北海道にとりこぼしは許されない状況だ。

1ゲーム差で迫る16位横浜ビー・コルセアーズ、そして2ゲーム差の14位滋賀レイクスターズを含む3チームが同率になった場合も、直接対決の勝率と得失点差で秋田が下位となるため、最終節まで予断を許さない。

ここまできたら技術うんぬんではないことは選手も承知だ。7日のサンロッカーズ渋谷戦後に下山大地(29)は、「リバウンドもルーズボールも気持ちで上回れるかどうか」。谷口大智主将(28)も「プレーオフのことは考えずに、開き直って迷わずにやることが大事」と気持ちの重要性を口にした。ホーム最終節の告知ポスターの合言葉は「何が何でもやってやろう!」。なりふり構わず勝利を求める。

◆B1残留への道 秋田はB1全体で14~16位に入ることが確定。16位だとホームで北海道と残留PO(2戦先勝)を戦う。残留PO勝者は<1>残留<2>入れ替え戦、同敗者は(1)降格(2)入れ替え戦、のともに2パターンあり、B2のPO出場4チームのうち、B1ライセンス(L)保有の有無で異なる。1チームのみの場合はB2POの順位に関係なく、残留POは行われず17位でもB1に残留できる。B2POに進出の可能性があるチームで、昇格条件のB1Lを交付されているのは仙台89ERS、熊本ヴォルターズ、島根スサノオマジックのみ。