自動車のスーパーGT開幕戦は14日、岡山国際サーキット(1周3・703キロ)で決勝が行われ、GT500クラスは予選5位の野尻智紀、伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が優勝した。

豪雨で2度の中断をし、天候の回復が見込めず。82周の予定が31周を終えた時点で終了した。2番手でゴールも、トップチームが接触により14位に降格となった。アクシデント続きのレースに野尻は「優勝できてうれしい気持ちよりも、ひどいケガをするドライバーがいなくて良かった」と話した。

GT300クラスも30周目で終了。地元チームの新田守男、阪口晴南組(K-tunes RC F GT3)が優勝した。新田は「優勝できてよかったが、本当に厳しいレースだった」とコメントした。また、開幕戦は規定周回に達しなかったため、シリーズポイントは半分となる。