バドミントン日本代表朴柱奉監督(54)が25日、取材に応じ、世界選手権の総括を語った。桃田賢斗とナガマツペアの連覇を喜んだ上で「昨年(メダル6個)が良すぎたので厳しいかと思っていたが、目標である全種目メダルを達成できて良かった」と話した。

桃田に関しては「合宿から気持ちもフィジカルも準備できていて最後までいいパフォーマンスだった」と声を弾ませた。

女子ダブルスに関しては「金銀で良かった。世界ランキング1位~3位だが、韓国や中国にはぎりぎりでの勝利。今後の遠征、来年のオリンピック(五輪)でも両国との差はほとんどない」と語った。また快進撃で準優勝した保木、小林組には「準決勝、決勝とトップペアに勝った。自信持っていいプレーができていた」と評価した。

東京五輪まで1年を切ったが「安心できない。ベストな結果だが、ケガで出場していない選手もいた。今回の結果に満足せず、足りない部分を補いたい」と危機感を持たせた。