大会2連覇を狙う世界ランキング1位の大坂なおみ(21=日清食品)が3回戦で注目の15歳、天才少女コリ・ガウフ(米国)に6-3、6-0で圧勝し、4大大会4度目の16強進出を決めた。


第1セットは大坂にミスが目立ちブレーク合戦となったが、ウイナーを15本決めるなどラリーで優位に立って先取すると、第2セットはガウフにミスが続出。ダブルフォールトも5本と自滅した。スタッツはエースが大坂5本、ガウフ2本。ダブルフォールトは大坂1本、ガウフ7本。ウイナーは大坂24本、ガウフ8本。凡ミスは大坂17本、ガウフ24本。試合時間は1時間5分。


4回戦では同12位のベリンダ・ベンチッチ(22=スイス)と対戦する。



大 坂26-3
6-0
0ガウフ


第2セット


   101112
大 坂       6
ガウフ             0

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク


試合後、涙を見せたガウフ(右)に話しかける大坂なおみ(ロイター)
試合後、涙を見せたガウフ(右)に話しかける大坂なおみ(ロイター)
試合後、ガウフ(左)と抱き合う大坂なおみ(ロイター)
試合後、ガウフ(左)と抱き合う大坂なおみ(ロイター)

 

▼第6ゲーム 大坂のサーブ ウイナーを2本奪うなど圧倒し、大坂がラブゲームでキープ。第2セットも連取し4回戦進出を決めた。


▼第5ゲーム ガウフのサーブ ガウフの6本目のダブルフォールトなどのミスで大坂が追いつきジュース。2度目のジュースで大坂のセカンドをたたいた強烈なショットをガウフが返せず、大坂にブレークポイント。ラリーからガウフのバックがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 大坂のバックのクロスがジャストアウトし15-30となったが、ファーストを決めて30-30。4本目のエースを決め40-30と逆転。しかし、ガウフがバックでリターンエースを決めジュース。5本目のエースを決め、大坂がキープし6ゲーム連取


▼第3ゲーム ガウフのサーブ ガウフが5本目のダブルフォールトなどミスが目立ち、15-40と大坂にダブルのブレークポイント。ガウフのバックがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 大坂のミスなどでガウフに0-40とトリプルのブレークポイント。大坂がフォアの逆クロスを連続で決めるなどでジュースに粘る。ガウフのリターンミスなどで5ポイント連取し、大坂が巻き返してキープ


▼第1ゲーム ガウフのサーブ ガウフの3本目のダブルフォールトなどで0-30。大坂がドロップショットを拾ったネットプレーを決めて15-40と大坂にダブルのブレークポイント。ガウフの4本目のダブルフォールトで大坂がブレーク


第1セットを奪いガッツポーズする大坂なおみ(ロイター)
第1セットを奪いガッツポーズする大坂なおみ(ロイター)

第1セット


   101112
大 坂       6
ガウフ          3

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク


リターンする大坂なおみ(ロイター)
リターンする大坂なおみ(ロイター)
リターンするガウフ(ロイター)
リターンするガウフ(ロイター)

 

▼第9ゲーム 大坂のサーブ 大坂の1本目のダブルフォールトなどで0-30。サーブに時間をかけすぎたため、大坂に警告。ガウスのミスなどで30-30とし、バックのウイナーでセットポイント。スライスをガウフが返せず、大坂がキープして第1セットを先取


▼第8ゲーム ガウフのサーブ 大坂がバックのウイナーを決めるなどで15-40とダブルのブレークポイント。ガウフのバックがネットにかかり、大坂がブレーク


▼第7ゲーム 大坂のサーブ ガウフにポイント先行を許したが、3本目のエースなどで巻き返し。しかし、大坂のバックがアウトし30-40とガウフにブレークポイント。大坂のフォアがネットインせず、ガウフがブレーク


▼第6ゲーム ガウフのサーブ 大坂のバックのアングルショットがさえ、ダブルのブレークポイント。30-40からセカンドをたたいたショットをガウフが返せず、大坂がブレーク


▼第5ゲーム 大坂のサーブ 大坂のミスでガウフが15-30とポイント先行。大坂のバックがアウトし、ガウフにダブルのブレークポイント。大坂のバックがネットにかかり、ガウフがブレークバック


▼第4ゲーム ガウフのサーブ 30-15からセンターへ連続エースを決めてガウフがキープ


▼第3ゲーム 大坂のサーブ バックのウイナーを決めるなど大坂がラリーで優位に立つ。40-30からガウフのミスで大坂がキープ


▼第2ゲーム ガウフのサーブ ガウフのミスから大坂に30-40とブレークチャンス。ガウフのダブルフォールトで大坂が早くもブレーク


▼第1ゲーム 大坂のサーブ コイントスに勝った大坂がサーブを選択。強烈なバックのウイナーで大坂がファーストポイント。続いて1本目のエース、ラリーからバックのウイナーを決め40-0。大坂の連続ミスで40-30となるが、最後は2本目のエースをセンターに決めて大坂がキープ