自動車のスーパーGT第7戦は22日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周3・704キロ)で決勝が行われ、GT500クラスは平手晃平、フレデリック・マコヴィッキ組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)が、公式予選7位からの大逆転劇で今季初優勝を成し遂げた。雨の影響でセーフティーカーが先導してスタートする波乱のレースを制した平手は「初優勝を皆さんの前で見せることができて本当にうれしいです」と喜んだ。

GT300クラスも同2位の高木真一、福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)が初優勝。雨用タイヤを使用したことが功を奏した。通算21勝で最多勝利数にあと1勝に迫った高木は「SUGOで勝てると思いませんでした」と笑顔。初優勝の福住は「この大舞台で優勝できて本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。