20年東京オリンピック(五輪)のテスト大会、卓球W杯団体戦の女子準々決勝が8日、東京体育館で行われ、世界団体ランキング2位の日本が欧州王者で同8位のルーマニアに3-0と完勝した。

1次リーグから1ゲームも落とさず3連勝でメダルが確定。1番手ダブルスの石川佳純(26=全農)平野美宇(19=日本生命)組が1ゲーム目を落とすも第2ゲーム、ジュースの末、13-11と粘り勝ち。相手のバックが強いと判断し、試合中にフォア側を狙うよう戦術を切り替えた。石川は「練習で切り替えの連係をやっていたから、試合で出来た」と手応えをつかんだ。東京五輪でもペアを組む可能性があり、現時点での自己採点を「60%」と表現。「伸びしろがあります」と笑った。