フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)が21日、グランプリ(GP)シリーズ最終戦のNHK杯(22~23日、札幌)が行われる、北海道・札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナに到着した。

報道陣に対して「おはようございます」「お疲れさまです」と丁寧にあいさつ。22日のショートプログラム(SP)の滑走順抽選を行い、第2組の11番に決まり、午後8時26分滑走予定となった。抽選会場では山本草太、島田高志郎と談笑するなど、リラックスした表情を浮かべていた。NHK杯は3年ぶりの出場となる。

22日にショートプログラム(SP)が行われ、23日にフリーが行われる。第2戦のスケートカナダで優勝している羽生は、GP2戦上位6人が出場するGPファイナル(12月、イタリア・トリノ)進出へ圧倒的に有利な状況。昨年は右足首負傷により欠場したGPファイナルへの、3年ぶり出場に向けて日本で舞う。