今年の第10回日本スポーツ学会大賞に、ラグビー元日本代表で、神戸製鋼の7年連続日本一に貢献した林敏之さん(59)が選出された。

スポーツ関係者や大学教授らが会員に名前を連ねる同学会は、長年にわたりスポーツ界に貢献してきた人物や団体を毎年表彰している。87年の第1回W杯で日本代表の主将を務めた林さんは、現役引退後に「NPO法人ヒーローズ」を設立し、小学生のラグビー大会ヒーローズカップを開催するなど、子ども世代へのラグビーの普及と育成に尽力してきたことが評価された。

授賞式と記念講演は27日午後7時から東京・渋谷区のハクジュホールで行われる。参加費は一般1000円。