ソチ五輪ジャンプ男子ラージヒル銀メダリストの葛西紀明(47=土屋ホーム)は合計175点で14位だった。1回目は118・5メートルで15位発進。

2回目123メートルで順位を1つ上げるにとどまった。風の影響で、公式練習中からスタート位置に何度も入り直すなど、条件面でも厳しいなか、好ジャンプを2回そろえられなかった。「もう少しテークオフで当たりが深く当たれば」と、踏み切りでの力の伝え方を課題に挙げていた。

観客からの歓声を最も受け「大きい声で『葛西選手』って言ってくれてうれしかった。(結果は)悔しかったけど、よっしゃーってなった」と元気をもらっていた。

日本勢最高は竹内択(32=チームtaku)の3位だった。