バレーボールVリーグで20-21シーズンから男子2部に昇格するサフィルヴァ北海道が2日、堺ブレイザーズでコーチを務めていた上杉徹監督(39)の就任を発表した。この日、札幌市内で会見。名門堺と同じ黄色がチームカラーとあり「何年か後には『黄色と言えばサフィルヴァ』と呼ばれるようなチームにしたい」と意気込んだ。

1部での指導経験を生かす。「1部では近年、サーブがいいチームが優勝している。コンスタントに110キロ前後のサーブが打てるようにフィジカルを強化したい」。堺では分析も担当しており「データバレー」と呼ばれる一式約13万円の分析ソフトの購入もチームに要請した。フィジカルとデータを生かし「やるからには同じ北海道で昨季2位のヴォレアスを倒しにいく」と目標に掲げた。男子テニス界のエース錦織圭似の39歳が、北海道バレーボール界に新風を吹かす。