ラグビー7人制男子代表候補の藤田慶和(26=パナソニック)が16日、来夏に延期になった東京オリンピック(五輪)への思いを語った。

都内での練習後、オンライン取材に応じ「(延期は)かなり落ち込んだけど、自分でコントロールできない。今は1年延びて、それだけ成長できるチャンスをもらった。準備期間が増えたと捉えて、メダル獲得に向けて精いっぱい努力したい」と、1年後の大舞台に向けて気合を入れた。

コロナ禍による自粛期間中は、実家のある京都市で過ごした。早朝や夜にランニングしたり、坂道ダッシュを繰り返して肉体強化に励んだ。現在は週1回の代表候補練習以外は、パナソニックの拠点である群馬県太田市でトレーニングを行っているという。