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今日のイベント

【大会】

札幌選手権兼2020 SAPPORO CUP

▼会場

札幌市星置スケート場

▼種目

ノービスB男子、ノービスB女子、選手権女子、ジュニア男子、ジュニア女子

※新型コロナウイルス感染拡大防止措置で大幅に規模を縮小。無観客試合。


今日の誕生日

河野有香(1992年)

日本の元女子シングル選手。11年フィンランディア杯で8位に入るなど、国際大会にも出場。現役引退後はプロスケーターとしても活躍。

誉田知己(2004年)

日本の男子シングル選手。20年1月の国体少年男子にも愛知代表で出場。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2002年2月22日
2002年2月22日

02年2月、ソルトレークシティー五輪フィギュアスケート・エキシビションで声援に応えるエフゲニー・プルシェンコ。


今日の出来事

浅田真央が「五輪イメトレ作戦」で調整進める(2008年)

さあ北京の次はバンクーバーだ。世界女王の浅田真央(17=中京大中京高)が「五輪イメトレ」作戦で調整を進めている。23日、愛知・中京大アイスアリーナでタチアナ・タラソワ新コーチとの練習を公開。練習の合間は一緒にテレビで北京五輪を観戦し、五輪への思いを強めている。新コーチの指導への手応えを口にし、世界選手権連覇、10年バンクーバー五輪での金メダル獲得へ順調に準備を進めている。

世間は北京五輪一色。浅田も例外ではなかった。練習の合間に行われたこの日の会見で「感動しました。水泳も柔道もバドミントンもソフトボールも、全部見ました」と笑顔で話した。ロシア人のタラソワ・コーチが就任後初来日し、15日に始まった練習は午前と午後2時間ずつだが、練習前後の時間はもっぱら同コーチとのテレビ観戦。互いの国の選手の活躍に一喜一憂しているという。

もちろんただの観戦じゃない。「五輪で金メダルを取るのが夢。自分もこうなりたい、と思って見ていた」と浅田。メダリストの姿を、10年バンクーバー五輪で表彰台の一番高いところに立つ自分と重ね合わせ、金メダルへの思いを強めている。いわゆるイメージトレーニングの一環だ。

同コーチも「(五輪を見ることは)我々にとって大きなモチベーションになる。人が全力を出し切り、自分を乗り越えるのを見るのは大事。しっかり準備をし、仕事をすれば結果はちゃんと出る。昨日の(陸上男子400メートルリレーで)日本のスプリンターもそれを見せてくれた」と意図を明かした。

ロシアと日本を行き来する形となる同コーチとの練習にも、浅田は「1日1日すごく上達している感じ。いい集中ができている。(コーチは)練習の時は熱いけど、時々ジョークを言って笑わせてくれる」と手応えを感じている。直接指導は25日までで、次は10月初旬、そして今季初戦となるGPシリーズ第4戦フランス杯(11月13日~16日、パリ)前に浅田がロシアを訪れる予定。冬の主役が、夏の五輪の熱戦も力に変えて、歩みを進める。