右足の故障などで19年12月の全日本選手権を欠場した白岩優奈(18=関大)が、復帰戦を6位で終えた。ショートプログラム(SP)5位から迎えたフリーは、2度の転倒があり107・44点。合計164・64点で順位を一つ下げた。

冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループを勢いよく決めたが、フリップとルッツの3回転で転倒が続いた。昨年と同じプログラムで振り付けなども変更はしていない。「久しぶりの試合で、1週間前から徐々にノーミスできるようになり挑んだ。ミスがあったのは悔しいですし、まだまだ伸びしろはある。たくさん課題が見つかって良かったです」と前向きにとらえた。

故障などで成績が低迷した時期にも応援してくれたファンへ、「オンライン配信などでもたくさんのメッセージもらっている。応援してくださって方々に良い演技を届けたいと思ってます」と誓った。

今大会は全日本選手権(12月24~27日、長野・ビッグハット)の予選会を兼ねており、次の予選会となる西日本選手権(10月29日~11月1日、京都アクアリーナ)への進出を決めた。