日本女子ソフトボールリーグは11日、群馬・高崎市などで第8節が行われ、ビックカメラ高崎がシオノギに8-0で快勝した。

エースの上野由岐子投手(38)が7回途中まで投げて被安打4、今季4戦目にして初の無失点で2勝目を挙げた。「結果が出たのはホッとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。

上野は9月6日の開幕戦で6失点KO、2戦目は完投勝利を挙げるも3失点。前節の豊田織機戦では8回裏に逆転サヨナラ本塁打を打たれ、2-3と敗れていた。捕手の我妻は「上野さんでも少し甘くなったら打たれるし、高いと長打にもなる」。2人で話し合い、低めを意識した。上野は「状態は悪くなかったので、失投を減らすようにした」。残り5戦。「まだ本調子ではないが、今だからできることをやって結果を求めていきたい」と話した。