3連覇を目指す静岡聖光学院は焼津水産に100-0で圧勝し、初戦を順当に突破した。準決勝の静岡聖光学院対科学技術、東海大静岡翔洋対浜松工は、25日に行われる。

コロナ禍で臨む初の公式戦で、静岡聖光学院が王者の底力を見せた。16トライを重ねて3桁得点。3年生10人が先発したが、途中から控えの1、2年生も交代出場し、経験を積んだ。試合形式などの練習の本格再開は1カ月前。練習試合は2回しかできなかった。佐々木陽平監督(43)は「練習自粛期間の自主トレで、各選手の伸びに差が出た。チームとしてまだ仕上がっていない」と明かした。