女子は山形中央が山形商に76-65で勝利。島村きらら主将(3年)が30得点を挙げる活躍で、チームを2連覇に導いた。前半だけで18得点を挙げた島村を止めるため、山形商は後半開始から2人のマークをつけて対応。最終クオーターでは一時、7点差にまで詰められたが「シュートが入らない時にファウルをもらって、フリースローで得点を重ねることを意識した」(島村)と、自陣から得意のドライブでゴール下に切り込んで、相手ファウルを誘発。そこからフリースロー2本とも成功させると波に乗り、直後に3点シュートも決めて、再び突き放した。

島村にとっても、全国選手権は2年連続の舞台となり、「相手のペースに合わせずにボールを(前線に)運んだ後に自分たちのペースでプレーしたい」と冷静だ。昨年は初出場初勝利の原動力に。今年はもっと、輝いてみせる。