18年世界選手権銀メダリストの樋口新葉(19=明大)がSPで初めてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだ。転倒はしたが、その後のジャンプ、スピンなどをまとめて69・71点で2位発進した。
ジャンプは冒頭から3回転半、3回転ルッツ-3回転トーループ、後半に3回転フリップを組み込んだ。
-演技を終えて
最初のアクセルでちょっと途中から軸が曲がってしまったので、それが失敗の原因かな。その後は落ち着いて2つのジャンプを決められたので良かったなと思います。
-アクセルの修正は
ショートとフリーで入り方が違うので、少し跳ぶタイミングとかが違うんですけど、フリーの方が長く練習をしてきたので、跳べる確率は高い。自信を持って跳びたい。
2季連続のプログラムについて
ショートもフリーも去年とは全然違う表現、振り付けになってきたと思うので、すごく練習も楽しんで出来ている感じがあるので、試合で思い切り滑れたらいいなと思います。
-客席からの拍手を受けて
正直、試合の時の歓声とかがあまり感じないくらい緊張と集中をしていた。すごく拍手がもらえたらならうれしいです。
-ショートでトリプルアクセルは初めてか
初めてです。やっぱり点数を取るために難しいジャンプは入れていかないといけない。ちょうどアクセルが安定してきたので、ショートにも入れようと。
-演技後の苦笑いは
ほんとにアクセル、もうちょっとで降りられたのになぁというのと、あとは転んだけど、その後のジャンプを決められて良かったなという、半分、半分の気持ちでした。