男子は早大が日体大に3-0でストレート勝ちし、大会4連覇を飾った。4連覇は大会史上3番目の長さ。

エースで主将の宮浦健人(4年)が攻撃をけん引した。男子の日本代表候補に名を連ねる大塚達宣(2年)ら下級生たちも躍動し、1年生エース高橋藍の日体大を圧倒した。女子は鹿屋体大が3-1で東海大に勝ち、4年ぶり4度目の優勝を飾った。

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4連覇を決めたのは、主将の左腕だった。強烈なサーブが決まり、早大の選手たちが歓喜の輪を作り喜びに浸った。宮浦は「みんなの思いが込められたサービスエースでした」。決勝戦で最も印象に残った瞬間に挙げ、その感触を思い出しながら喜びをかみしめた。

4年生の3人がチームを引っ張った。正セッターの中村駿介(4年)は「真ん中から攻めることを意識していたけど、厳しい時は4年生」。多彩なトスワークで的を絞らせず、宮浦やミドルブロッカーの村山豪(4年)に的確なトスを供給した。男子の日本代表候補に名を連ねる大塚達宣(2年)ら下級生も勢いに乗り、攻撃陣をもり立てた。日体大につけ入るスキを与えなかった。

コロナ禍で約3カ月間、全体練習ができなかった。難局を乗り越える上での鍵は、チーム一丸になることだった。宮浦は「本当に大会が開催されるかどうか分からなかったので、やり切ったと思えるシーズンにしようとミーティングで共有しました」。最優秀選手にも選ばれて大学最後の公式戦に花を添えたが、主将は「4年生が力んでいましたので、後輩たちがよく頑張ってくれました」。下級生をたたえることを忘れなかった。【平山連】

◆男子個人表彰▽最優秀選手賞 宮浦健人(早大4年)▽敢闘賞 西村信(日体大4年)▽ベストスコアラー賞 高橋藍(日体大1年)▽スパイク賞 西岡泰成(日大3年)▽ブロック賞 村山豪(早大4年)▽サーブ賞 宮浦健人(早大4年)▽レシーブ賞 水町泰杜(早大1年)▽セッター賞 中村駿介(早大4年)▽リベロ賞 荒尾怜音(早大1年)▽優勝監督賞 松井泰二(早大)

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