6種目で争う個人総合で、萱和磨(24=セントラルスポーツ)が首位通過した予選の得点と合わせ合計173・764点で初優勝を飾った。

「縮こまらずにやりたい」と意気込んでいた最終鉄棒の最終演技でも、緊張感高まる中でしっかりと離れ技、着地も決めて、代名詞の大きな雄たけびとガッツポーズを決めた。

萱は15、18、19年の世界選手権代表。19年大会では、団体総合と種目別の平行棒で銅メダルを獲得している。

2位には北園丈琉、同率の3位には谷川航、翔の兄弟が入った。

種目別の鉄棒では五輪個人総合2連覇の内村航平(31=リンガーハット)が15・700点で優勝した。