6種目で争う個人総合で、萱和磨(24=セントラルスポーツ)が首位通過した予選の得点と合わせた合計173・764点で初優勝を飾った。

最終種目の鉄棒の最終演技でも、会場の視線を集めながらしっかりと離れ技、着地も決めて、代名詞の大きな雄たけびとガッツポーズが飛びだした。

萱は15、18、19年の世界選手権代表。19年大会では、団体総合と種目別の平行棒で銅メダルを獲得している。

 

優勝インタビューは以下

-結果を受けて

初優勝ということで喜びたい気持ちもあるんですけど、まだ喜んじゃだめだという、2人の自分がいて複雑な感じです。東京五輪で金メダルを取ることを考えているので。ここで喜んではだめだろと。

-演技内容について

今日も良い実施をしようとすればするほど、完璧な演技をそろえられずにくすぶっていた。最後の鉄棒でやっとでたなと。このままではまだ弱いと今日は発見がありました。

-ファンへ

今日は優勝して伝えたいことがありました。日本のレベルは確実に上がってて、(東京五輪で)絶対に勝てると思っています。中国、ロシアは強いですが、12月から五輪を目指していけば勝てる。皆さんも勝てると思って応援して下さい。5月では遅いと思ったので、僕は今日優勝してこれを言うぞと決めてました。応援宜しくお願いします。