フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。
今日の誕生日
アンナ・ヒュブラー(1885年)
ドイツの女子ペア選手。1908年ロンドン冬季オリンピック(五輪)金メダリスト。
樋口新葉(2001年)→Pick Up!
山田琉伸(2005年)
沖縄出身の男子シングル選手。今春、埼玉栄高に進学し関東選手権6位、東日本選手権17位
Pick Up! 樋口新葉
現在の日本女子シングル界を引っ張る1人が成人しました。
新世紀(ミレニアム)の始まりに生まれ、13年の全日本ノービスA女王、14年-15年シーズンの全日本ジュニア2連覇、世界ジュニア連続3位など幼少時から活躍。全日本選手権は、浅田真央さん以来となる中学3年での3位を皮切りに3度の準優勝を誇ります。
シニアでは、グランプリ(GP)シリーズ2年目の17年にロシア杯3位、中国杯2位でGPファイナル初進出。6位だったものの、シーズン前半の活躍で18年平昌五輪争いをリードしました。迎えた最終選考会の全日本。ミスに負傷が重なり、まさかの4位で五輪代表の座をつかめませんでした。しかし、その悔しさを晴らしたのが世界選手権です。ショートプログラム(SP)8位も、フリーで大きなミスのない演技を全うし、2位。総合も2位で日本女子3年ぶりの銀メダルに輝きました。
その後は明大に進学し、トリプルアクセル(3回転半)完成を目指してコロナ禍の中で練習を重ねています。先週の全日本では、その大技失敗が響いてSP13位、フリー8位。出場7度目で過去最低の7位に沈みましたが、新年と20歳の誕生日を迎え、心機一転、今秋からの22年北京五輪シーズンに挑みます。
今日の出来事
06年トリノ五輪日本代表が会場で練習(2006年)
トリノ五輪のフィギュアスケート日本勢が、会場のパラベラ競技場で2日から練習に入った。約8000人収容の、銀色の座席が映えるリンク。前日に「今年は笑顔を絶やさないで滑りたい」と話していた安藤美姫(愛知・中京大中京高)は、フリーの曲をオペラ「蝶々夫人」に変えた。城田憲子強化部長も「曲は、この会場に合っている。あの振り付けを演じ切れば、きっと受ける」と期待を寄せている。
村主章枝(avex)は「大きくないけど、お客さんが近い。演技しやすい」と歓迎。大会中はショートトラックと交互に使用する日程で、リンクはショート用の青いマットで囲まれている。荒川静香(プリンスホテル)は「フェンスが通常とは違う」と特徴を確認しながら練習した。