2大会連続20回目の出場となった東海大大阪仰星(大阪第1)が、22-7で長崎北陽台を破り、3日の準々決勝に駒を進めた。

着実に得点を重ねた。前半16分、左サイドでパスを受けたWTB御池蓮二(2年)が飛び込んで先制トライに成功。同19分にはNO8の倉橋歓太(3年)がゴール中央付近にトライを決め、前半を12-0で折り返した。

鍛えた体格でセットプレーの安定性も増した。この日のFW平均体重は100・1キロ。後半も試合をコントロールし、白星をつかんだ。粘り強い防御も機能し、湯浅大智監督(39)は「北陽台さんの素早い出足でなかなかゲイン(前に進むこと)ができなかった。よく我慢して、勝って次に進める」と評価した。

狙うは頂点のみ。3大会ぶりのVへ加速を増した。