NLG INFINITY(群馬)が、59-53で西福岡REBIRTH(福岡)との接戦を制した。川島悠翔(群馬大共同教育学部付属中3年)が197センチの長身を利して28得点、22リバウンドを奪い、勝利に貢献した。

NLGは前半を32-24として、折り返したが、その後は第4クオーター(Q)終盤までシーソーゲームにもつれ込んだ。しかし、ここで川島のリバウンドからの得点でNLGが流れを引き寄せた。川島は複数の相手マークも振り切ってシュートを決め、突き放した。

「4Qのシーソーゲームの時、チームの雰囲気が危なくなったので、キャプテンとして声を出した」という川島。ディフェンスの時は「後ろにいるよ」などと仲間に声をかけた。厳しかったマークについては「1年前に同じことをされて動きが取れずに負けた」経験があったという。「今回はその反省を生かせた。次からも自分の最高のプレーをして、優勝したい」と胸を張って目標を掲げた。

中学卒業後は、名門の福岡大大濠高に進む。「来年、僕が全力を出してチームをウインターカップ優勝に導きたい」とさらなる進化を誓った。