首都圏1都3県への緊急事態宣言発令が7日に決まり、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに暗雲が漂う。

政府、大会組織委員会などは昨秋以降、海外からの選手、観客の幅広い受け入れを前提に新型コロナウイルス対策を積み上げたが、変異種の出現と感染者数の急増で事態は一変。宣言再発令で世界から人が集まる祭典への逆風が強まるのは必至で、大会開催への懐疑論が高まる可能性もある。