渡部暁斗(32=北野建設)は6位だった。現在W杯通算勝利数は荻原健司と並ぶ日本歴代最多19勝だが、5戦連続で表彰台を逃した。単独トップに立つ20勝目は次戦以降へお預けとなった。

前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)では135メートルを飛んで5位。後半距離(10キロ)は首位の山本涼太に44秒差でスタートした。2・8キロ地点で2位まで順位を上げたが、終盤の競り合いで力尽き、トップと6秒4差の6位でフィニッシュした。

W杯個人総合は合計568点で3位をキープ。クリンゲンタールは12年2月のW杯で優勝を経験している。7日も同会場での試合に臨み、日本複合界にとって記念すべき1勝を狙いにいく。