東地区5位の秋田ノーザンハピネッツは、勝率で並ぶ同4位富山グラウジーズとの直接対決で64-74の敗戦し4位浮上はならなかった。1試合平均89・7得点でリーグトップの得点力を誇る相手に対してロースコアで試合を進めるも、自軍の得点を伸ばせなかった。チャンピオンシップ進出圏内のワイルドカード2位はキープも、手痛い黒星を喫した。

第1クオーター(Q)は序盤のシュートミスが響いた。野本がバスケットカウントを含む3連続得点と気を吐くも、チームファウル9度と、ファウルトラブルによるフリースローで加点された。第2Qは古川の3点シュートで幸先良くスタート。コールビー、野本も続いて一時は3点差に。しかし、210センチ、138キロの巨体を誇るスミスに前半からダブルダブルを許すなど、25-35で折り返した。

第3Qは開始から7連続失点。一方、秋田のチーム初得点は残り6分5秒と、じわじわと引き離された。第4Qはこの試合最大の23点差をつけられたが、徐々に点差を詰めて意地は見せた。7日も富山戦。今季の秋田は同一カード2戦目に強いだけに、直接対決は五分に持ち込む。