新潟アルビレックスBBは48-86で宇都宮ブレックスに完敗し、連敗はチームワーストタイの6に伸びた。第1クオーター(Q)で8-28と差をつけられると、その後も攻守で圧倒され、今季最少得点で終えた。

東地区首位チームの壁は厚く、高かった。48点は昨年10月3日の横浜戦の53点を下回る今季最少で、38点差は今季最大差。相手守備の圧力の前にシュート精度を欠き、成功率は宇都宮の44・7%に対し、32・7%。26対55と圧倒されたリバウンドでは宇都宮に24本のオフェンスリバウンドを奪われた。2次攻撃を許した影響もあり、攻撃回数そのものが52対76と開いた。

体調不良で離脱中の福田将吾監督(37)に代わり指揮を執る青木勇人監督代行(47)は「出だしにチームの決めごとを遂行できなかった。それが最後まで響いた」と話した。第1Q、連続16失点で相手を勢いづけ、立ち上がりに主導権を握られた。

宇都宮戦に向けて実戦形式で確認しながらリバウンド、攻守の切り替えを繰り返し練習した。1戦目はそれを出す間を与えてもらえずに大敗。7得点のSF林翔太郎(25)は「プライドを持って自分のマークマンと戦わないと。この試合の映像を見て備える」と今日7日の2戦目に気持ちを切り替えていた。