92年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんが死去したことを受け、女子48キロ級で00年シドニー、04年アテネ五輪金メダルの谷亮子さん(45)が24日、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

以下、全文。

「突然の訃報に接し、もうお会いできないと思うと悲しすぎます。現役時代は世界中のファンの皆さんを豪快な一本背負いで魅了し、感動させてくれましたし、指導者になられてからも全国の子供たちや多くの方々に広く柔道の素晴らしさを伝えられ、普及発展に多大な貢献をされてきました。最も尊敬する柔道家であり、常に柔道界に新しい風を吹かせてくれた方です。古賀先輩との思い出は数え切れない程ありますが私が中学生の頃からバルセロナ五輪等の大会に一緒に出場し、いつも『亮子、亮子』と言ってかわいがってくださった姿が忘れられません。『平成の三四郎』古賀先輩の優しい笑顔と迫力ある柔道は輝き続けています。ご冥福をお祈りいたします。 谷亮子」