18年平昌五輪6位の坂本花織(20=シスメックス)は、70・38点で6位発進となった。
冒頭の2回転半、3回転ルッツでは持ち前のダイナミックさを発揮。演技後半の3回転フリップ-3回転トーループのコンビネーションで着氷が乱れたが、ぐっと踏ん張って耐えた。
「耐えた部分はあったけど、自分なりに思い切ってできた。緊張しながらも、ここまでできた」とした。
初出場だった2年前はSP2位と好位置につけたが、フリーで精彩を欠いて5位。表彰台を逃している。「今シーズンは思い切り、自分らしい演技ができたらいいな」と、雪辱も胸にリンクに立っている。
勝負のフリーに向けて「2年間やってきたフリー(プログラム)。やってきたことを全部出せるようにしたい」と意気込んだ。