日本人7年ぶりのF1ドライバー角田裕毅(20=アルファタウリ・ホンダ)が26日(日本時間27日)、開幕戦のバーレーンGPフリー走行で待望のデビューを飾った。今年から90分から1時間に短縮された2度のセッションで、セットアップの確認や予選のシミュレーション、決勝想定のロングランなど、充実のセッションをこなした。

第1回では、21周の周回で14番手のタイムに終わったが、第2回では同僚のガスリーを0・189秒上回るタイムで全体の7位につけ、適応能力の高さを見せた。決勝想定のロングランは、チーム側のシステムトラブルにより早めに終了。第1日を終えた角田は「悪くない結果ですね。1回目と比べれば、良いパフォーマンスを発揮することができたと思います。明日は、ボクにとって集中すべき点は、自分のパフォーマンスを最大限に発揮するということと、チームメートに勝つと言うことですね」と話した。