男子代表の井上康生監督(42)は大会後のオンライン会見で、今大会直前に東京五輪代表補欠4選手らがけがにより欠場したことについて説明した。

3月上旬のグランドスラム(GS)タシケント大会(ウズベキスタン)に出場したメンバーで、試合中に負傷しながらも戦った選手がいることを明かし、「帰国後の2週間の隔離もあり治療や調整など進める上で100%できなかった。強化としては選手がけがをしないようにすることも仕事なので、そこはしっかりサポートしたい」と反省の弁を述べた。

コロナ禍の影響で、これまでにない調整の難しさも指摘した。3カ月後に迫る東京五輪を見据える上でも「できること、できないことがある。ただ、我々としては選手がいかにしっかりパフォーマンスを出せるかを最大限に考える必要がある」と、強化陣の課題を挙げた。