日本記録47秒87を持つ中村克(27=イトマン東進)が、予選4組4レーンに登場した。49秒37で同1着、全体の2位に入って、午後の準決勝に進んだ。

全体のトップは難波暉で48秒90。塩浦慎理は49秒47で同3位、5日の200メートル自由形でオリンピック(五輪)初代表を決めた「カツオ」こと松元克央は49秒65で同8位だった。

16年リオデジャネイロ五輪男子800メートルリレー銅メダリストの江原騎士は、50秒05で全体の17位。上位16人が進出する準決勝を逃した。江原は5日の200メートル自由形でも5位となり、800リレーメンバー4人に入ることができなかった。

中村は、100メートル自由形で日本選手権6連覇中。昨秋には国際競泳リーグ(ISL)に「ロンドンロアー」の一員として参戦した。

同種目の派遣標準記録は48秒33、400メートルリレー派遣標準記録は48秒93となっている。