ウィザーズの八村塁(23)が敵地でのウォリアーズ戦に2試合連続で先発出場し、約38分間のプレーでチーム最多22得点を挙げて勝利に貢献した。5リバウンド、1アシストもマークした。1試合20得点以上は今季9度目。

この試合でもエースのビールは2人がかりでマークされるシーンが見られたが、「その中で他の4選手がオープンスポットにどんどん入ること大事。僕も積極的に狙っていった」。序盤から得点を重ね、前半だけで13得点を記録した。

終盤の大事な局面でも勝負強さを発揮し、第4クオーターだけで7得点。残り約5分に3点シュートを成功させるなど、チームを勢いづかせた。

右肩のはりの影響で2試合欠場し、復帰戦となった直前の試合では9得点にとどまっていた。肩の状態に聞かれると、「大丈夫。2試合出ない間にリハビリをできた。前の試合ではリズムに乗れなかったが、きょうは最初からリズムに乗れた」。

NBA屈指のスーパースター選手、カリーと初対戦し、マッチアップするシーンも。「そういう選手と対戦できることは面白く、うれしい」。最高峰の舞台でプレーできることへの充実感を漂わせた。

チームは接戦を制して2連勝とした。