ワイルドカード(2枠)でPO(プレーオフ)進出を狙う東地区4位の仙台89ERSは76-70で、すでに同地区優勝を決めている群馬にホームで競り勝ち、今季2度目の5連勝をマークした。

開始10秒、PG笹倉怜寿のミドルシュートで先制。第2クオーター(Q)1分過ぎまで最大14点リードしたが並ばれ、前半は37-37で折り返した。1点ビハインドで迎えた最終Qも激しい点の取り合いを展開。ともにチーム5反則のファウルトラブルに陥った残り30秒の勝負は、ルブライアン・ナッシュのフリースローで勝ち越して逃げ切った。2月中旬のホーム第1戦で延長の末に勝った相手に連勝。レギュラーシーズン残り7戦に弾みをつけた。