新潟アルビレックスBBの連勝はならなかった。富山グラウジーズに83-104で敗れた。3桁失点は今季6度目。

77-84の第4クオーター(Q)、残り5分を切ったところから富山のPFマブンガに3連続で3点シュートを決められるなど連続13失点で突き放された。

相手の個人技の前に力尽きた。7点差で食らい付いて迎えた最終盤、マブンガに畳み掛けられた。「あのディープな位置から決められては。あと1歩、足が出なかった」。青木勇人監督代行(47)も脱帽せざるを得なかった。

もっとも、その前までは粘り強く戦っていた。第4Qは60-70で始まると、開始2分30ほどで74-77の3点差まで追い上げた。第4Qの開始から出場したPG柏倉哲平(26)SG西田優大(22)SF星野曹樹(23)がアグレッシブにプレー。「相手の攻撃を1回で終わらせ、ボールをプッシュすることを意識した」と柏倉。ホームの会場を沸かせる場面を作った若手の思い切りの良さは収穫だった。【斎藤慎一郎】