来年の北京オリンピック(五輪)出場枠が懸かる大会で、吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)と松村雄太(31=コンサドーレ)の日本代表ペアは、イングランドに6-7で競り負けて1次リーグB組通算3勝5敗となり、今大会での五輪出場枠獲得の可能性が消滅した。残るノルウェー戦に勝っても同組4位以内に入れないことが確定したため。

20チームが参加し、2組に分かれて1次リーグを争う今大会では、中国をのぞく上位7チームの国と地域が五輪出場枠を獲得。そのためには1次リーグで最低4位以内に入ることが求められていた。

日本代表はこれで、男子、女子に続いて混合ダブルスでも世界選手権での北京五輪出場枠を獲得できず、12月に予定されている世界最終予選(詳細未定)での切符獲得を目指すことになった。

混合ダブルスで日本代表として世界最終予選に出場するのは吉田夕、松村雄組、松村千秋、谷田康真組、そして竹田智子・竹田直将組の3ペアのうち1チームで、9月に北海道稚内市で代表決定戦を行う。