女子バスケットボールWリーグのシャンソン化粧品は1日、静岡市駿河区の同社で今季の新入団7選手を発表した。

移籍では、すでに発表されている2018年W杯出場の元日本代表・ガード藤岡麻菜美(27=JX-ENEOS)の他、フォワード大沼美琴(みこと、28=ENEOS)フォワード千葉歩(24=新潟)が加入。大沼は右前十字靱帯(じんたい)を治療中で「引退も考えたが、残りの選手生活をシャンソンにかける」。シーズンには間に合う見込みで「完治させて勝利に貢献したい」と意気込んだ。

新人は、昨季後半(今年1月)から、学校卒業前にリーグ登録するアーリーエントリーで試合出場した4選手。ガード大塚羽未(うみ、18=明星学園高出)フォワード金田愛奈(まな、22=大阪人間科学大出)フォワード吉田舞衣(23=拓大出)フォワード佐藤由璃果(ゆりか、22=筑波大出)が入団した。

昨季に続き指揮を執る李玉慈(イ・オクチャ)監督(68)は「4人は(リーグの)試合を経験済みで有利。吉田は3点シュートをかなり打てる。今季は楽しみなチームになりそう」と期待を込めた。【倉橋徹也】