スケートボードのパーク女子で東京五輪出場を確実にしている開心那(12)の所属先で、練習拠点になっているのが札幌市内の屋内スケートパーク「hot bowl skate park」だ。堤裕介代表(41)が08年に開業した。

開は後輩たちのあこがれの存在だ。「hot bowl skate park」のスクールに通う追分寅寿(とらじ)君(札幌新陽小6年)は「(開は)滑りが丁寧で技がきれい。リスペクトしている。自分も格好良く滑れるようになりたい」。菊池湊明(そあ)さん(札幌稲穂小3年)は「五輪に出場することを知ってうれしかった。いつものように心那ちゃんらしい格好いいスタイルを決めてほしい」とエールを送った。堤代表も「以前利用していた子から『また通いたい』と連絡もあった。心那がみんなの目標になっている」と喜んでいる。