ラグビーのトップリーグで18-19年シーズン優勝を飾った神戸製鋼が、22年1月開幕予定の新リーグでチーム名を「コベルコ神戸スティーラーズ」とすることが4日、分かった。

「コベルコ」は神戸製鋼グループの統一ブランド。これまでは「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」として活動してきた。新リーグでは名称に地域名を入れる必要があるため「コベルコ」と「神戸」を採用し、愛称の「スティーラーズ」が残る。ジャージーなどに大きな変更はない予定という。

神戸製鋼は88年度から日本選手権7連覇を達成。平尾誠二さん、大八木淳史さんらが活躍し、以降も元木由記雄さん、大畑大介さんら日本代表を数多く輩出してきた西の名門だ。

現在は19年ワールドカップ(W杯)日本代表FB山中亮平(33)らが在籍。トップリーグ最後のシーズンとなった20-21年は8強だった。12チームでの争いが予定されている新リーグは、7月中に概要の発表が行われる見込み。神戸製鋼は「コベルコ」として、初代王者を目指す。