スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」を運営する一般財団法人アスリートフラッグ財団は5日、スポーツに関する意識調査の結果を発表した。6月11~13日にクロス・マーケティング社がインターネット定量調査を実施。エリアは全国、15~79歳の男女が対象で、サンプルは800(男性398、女性402)となった。

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◆スポーツは必要だと思うか

「どちらとも言えない」と答えた人を除いた全体(608人)の86・1%が「必要だと思う(50・7%)」「やや必要だと思う(35・4%)」と回答。「必要だと思わない(8・4%)」「あまり必要だと思わない(5・6%)」と答えた人の約6・1倍となった。

 

◆コロナ禍において、アスリートは活動を自粛すべきか

「どちらとも言えない」と答えた人を除いた全体(582人)のうち、72・3%が「感染対策の上で活動はしっかり続けてほしい(33・5%)」「感染対策の上でどちらかと言えば活動は続けてほしい(38・8%)」と回答。「感染対策に関わらずどちらかと言えば活動は自粛するべき(10・8%)」「感染対策に関わらず完全に自粛するべき(16・8%)」と答えた人の約2・6倍となった。

 

◆スポーツで感動したことがあるか

「感動したことがある」と答えた人の割合は全体の65・4%。特に中高齢層で感動経験がある割合が高く、男性60代で83・1%、70代で84・6%が感動経験があると回答。「どんな点に感動したか」という質問に対しては「アスリートのパフォーマンスのすごさ(60・8%)」、「予想できないドラマ(57・9%)」が上位となった。※1人3項目まで複数回答

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バスケットボール男子Bリーグのチェアマンも務める、同財団の島田慎二代表理事は「スポーツは社会の全てではありませんが、非常に大事なものであることを再認識できたと感じます。この事実が、少しでもアスリートの皆様が前を向いて努力を続けるきっかけになることを願っています」とコメントした。