東京オリンピックのメダル候補で、第5シードの青山修子(33=近藤乳業)、柴原瑛菜(23=橋本総業)組がベスト8に進出した。同11シードのジーゲムント(ドイツ)、ズボナレワ(ロシア)組に6-2、7-5でストレート勝ち。日本女子ペアがウィンブルドンで8強以上に進出したのは、70年沢松順子、沢松和子の姉妹ペア以来51年ぶりとなった。青山は、13年に4強入りをしているが、その時のペアはシェパーズ(南アフリカ)だった。

青山、柴原組は、お互いにネットプレーがうまく機能し、ともにサービスゲームを1度も落とさない万全の試合だった。ポイントで追い込まれても、確実に第1サーブを入れ、攻守の歯車がかみ合い、冷静に試合を運んだ。

◆放送 ウィンブルドンはWOWOWで全日生放送、同時配信される。