日本スケート連盟は14日に理事会を開き、22年北京五輪の各競技の日本代表選考基準を承認した。フィギュアスケートのペアは3月の世界選手権(スウェーデン)で2枠目の権利を確保していたが、9月下旬の最終予選ネーベルホルン杯(ドイツ)に派遣できるペアがいないため、2枠目を断念することが発表された。

同じく1枠のアイスダンスと共通の選考基準は以下。

 

以下のいずれかを満たす組から総合的に判断して選考する。

A) 全日本選手権大会最上位組

B) 全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング最上位組

C) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング最上位組

D) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコアの最上位組

 

なお注釈として全日本選手権の出場を必須とした上で、以下の要件も記された

 

最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。